靴クリーニングの料金は高い?安心して依頼できるおすすめ店はココ!
洗う機会の少ない靴ですが、シューズクリーニングは汚れやニオイを取り除くだけでなく、見た目も綺麗な仕上がりに整います。
気になる靴クリーニングの料金をはじめ、店舗比較のコツやおすすめのお店なども紹介しましたので利用店に悩む方は必見です。
靴クリーニングを利用するべきなのは、どんな時?
①雨でシミができた
革靴やスエード、エナメル、ムートン、麻など、水分に弱い素材は雨に濡れることでシミができてしまいます。
雨はチリ・ホコリなどによって汚れており、靴の素材に浸透することで水分が蒸発しても色残りが生じ、目立ったシミになってしまうのです。
豪雨で靴全体が濡れた場合はさほどシミは目立ちませんが、一部だけが濡れてしまった場合は乾きムラが生じてしまいます。
また、靴自体が濡れることでコパ(ソールと靴のつなぎ目)の着色染料が溶け出し、シミとして生地に残っているケースもあります。
また、キャンバス地やスエードなど繊維が細かい靴を雨の日に着用した場合、細かな砂やホコリが繊維の間に入り込んでしまい、一層汚れてしまう事も多いものです。
お手入れの難しい素材もプロにお任せ!
靴の雨ジミ、雨による汚れを取り除くためには、靴を丸ごと洗い、しっかりと乾かすことが大切です。
しかし、自宅では洗うのが難しい素材や、洗っても取り除けなかった雨ジミ・汚れは、やはりクリーニングに出すのが安心でしょう。
どのような素材でもスッキリと綺麗に整えてもらうことができ、シミや汚れも気にすることなくまた履き続けることができます。
②ニオイが気になる
ブーツやパンプス、ビジネスシューズなど、靴のニオイが気になった事がある方は、クリーニングがオススメです。
足には多くの雑菌が付着しており、汗や皮脂をエサにして繁殖することで、足のニオイ(体臭)を発生させています。
しかも、靴を履いていると高温多湿で菌が活発になる環境を作るため、通気性が悪い靴や足に合っていない靴ほど、ニオイを作りやすくなってしまうのです。
洋服と違って靴はこまめに洗わないものですから、ニオイが付着したまま放置しすぎてしまうと、一層強烈なニオイを生じさせてしまいます。
靴はローテーションし、定期的にクリーニングを
靴のニオイを防ぐためには、1度履いたら2~3日休ませ、しっかりと湿気を飛ばして乾燥させることが大切です。
足に汗をかきやすい方、暑い季節には吸湿インソールを使い、履いている間もできるだけ除湿するよう対策すると良いでしょう。
ただし、付着した汗や皮脂は洗浄しないと取り除くことができませんので、定期的にクリーニングでお手入れし、清潔な状態に戻してください。
すでに強いニオイがついてしまっている場合も、プロが使う洗剤や特殊な水で洗うことで、取り除くことが可能です。
③カビが発生している
カビとその胞子は常に空気中を漂っているため、条件が揃えば、靴に付着してしまう事も珍しくありません。
カビは20~30℃の温度で、湿度が高く、エサとなる物が多い環境で爆発的に繁殖します。
この条件が揃っているのが「下駄箱(シューズクローゼット)」で、靴についた汗が湿度をあげるうえに、風通しも悪い環境です。
しかも、本革などの動物性の生地、木材、足の角質などがカビのエサとなるため、シューズクローゼットはカビにとって絶好の増殖チャンスとなっているのです。
靴やシューズクローゼットに、ポツポツと白(または黒)の斑点や粉っぽいものが付着していたら、カビが生えているという事になります。
自分でもケアできるが、クリーニングの方が確実!
お風呂場や洗面所などの水回りでカビが発生しやすいように、水で洗い流すだけではカビを取り除くことはできません。
カビが生じた靴はしっかりと殺菌・消毒し、さらに黒カビであれば漂白まで行う必要があります。
自宅でも、エタノールや除菌スプレーを使ってケアすることはできますが、色落ちするリスクがあったり、乾燥不十分で逆にカビを増やしてしまう恐れがあります。
また、どうしても自分で行うと完全に取り切れていない可能性があるため、靴クリーニングにお任せし、しっかりと除菌してもらうのが一番です。
④靴の衣替えをする直前
春になってしまうブーツや秋にしまうサンダル・ミュールなど、靴にも衣替えがありますが、収納前に一度クリーニングをしておくと安心です。
あまり着用していない靴やあまり汚れていない靴でも、1度でも履けば汗や皮脂が付着しています。
翌シーズンまでしまいっぱなしにする靴は、洗わずにそのまま収納するとカビが発生しやすく、付着したニオイもより落ちづらくなってしまうのです。
衣替えする靴が多いと料金が気になるところですが、「自宅で洗えるスニーカーやビーチサンダルなどは自分でお手入れし、ブーツやスエードなどケアの難しい靴だけはクリーニングを使う」など、賢く使って綺麗な状態で収納しましょう。
⑤自宅で洗えない素材の靴
天然皮革、スエード、ヌバック、エナメル、麻など水洗いが難しい靴も、プロなら専門的な知識・技術で丸洗いすることが可能です。
また、細かな装飾がついているもの、繊維の間に汚れが入り込んでいるもの、冠婚葬祭用の靴といった自宅で洗うのが難しいアイテムも、クリーニングにお任せすると安心できます。
靴のクリーニングは決して安いものではないため、自分で行って費用を浮かせたくなる気持ちも分かりますが、誤った方法で洗って失敗した場合、プロでも元に戻せない事があるので注意が必要です。
種類別!靴をクリーニングした時の値段相場
靴のクリーニング料金は「素材」「大きさ」「方法」で変わる!
洋服のクリーニングに比べて靴のクリーニングは少し値段が高く、1足2,000~7,000円が相場と言われています。
これだけ価格差が開くのは、洗いやすい素材と配慮が必要な素材によって、料金を変えているお店が多いからです。
また、パンプスやサンダルに比べて面積の多いセミロング~ロングブーツは、料金が高めに設定されている事があります。
他にも、洗浄する際に使う水・洗剤にこだわりがあったり、ブランド品の靴を対応する場合、価格が高くなるクリーニング店もあるようです。
靴の種類・店舗によって価格差があるため、よく比較検討してから利用するクリーニング店を選ぶと良いでしょう。
靴クリーニング店の比較ポイント
どんな靴に対応しているか
靴のクリーニングは、お店の技術力や洗浄・乾燥方法によって、素材による対応可否がことなります。
自分の依頼した靴の素材に対応しているか、クリーニング店の取り扱い可否や注意事項は必ず確認しましょう。
コースを設けているお店の場合、靴の素材によっては利用可能コースが限られる事もあるので、受けられるサービスをチェックしておくと安心です。
また、購入から年数が経過している靴は、クリーニングによって劣化・破損する可能性が高く、取り扱いはできるが免責としているお店もあります。
仕上がりにどれくらい時間がかかるか
靴のクリーニングは、洗浄方法や乾燥方法、色・形補正など作業の有無により、納期が変動します。
そのため、自分の依頼したいお店はどのくらいで靴のクリーニングを行ってくれるのか、必ず確認しておきましょう。
特に、使用シーズン直前に利用する場合や、ブラックフォーマル用の靴を依頼する時は、あまり時間がかかりすぎないお店がオススメです。
宅配サービスでは洋服クリーニングと同様、靴クリーニングにも保管サービスがあるので、利用したい方は希望期間に預かってもらえるのかもチェックしてください。
クリーニング料金はいくらか
上記でもお伝えしたように、靴のクリーニング料金はお店・種類によって価格差があるため、必ず比較したいポイントです。
1足ずつ依頼できるお店もあれば、複数パックでお得なサービスもあるため、依頼したい点数と1足あたりの値段を見ておきましょう。
また、サービス内に補色やブラッシング、撥水加工などが含まれているお店もあるので、料金と併せて内容も確認して比較するのが大切です。
修理・補修にも対応してくれるのか
「靴底やゴムが消耗している」「傷がある」といった場合、お店によっては有料で交換・修理してくれる事があります。
また、着用が多い靴は色褪せや色剥げが目立つこともありますが、補色対応ができるクリーニング店も多いものです。
靴の修理や補修を希望する方は、各店のサービス内容をよく確認し、自分の利用したいものがあるかをチェックしましょう。
また、通常のクリーニング料金と併せてオプション料金も計算し、総額で比較する事が大切です。
今ならココ!安心して靴クリーニングが依頼できるおすすめ店
くつリネット
料金・コース | ライト:2,480円~3.980円 スタンダード:4,980円~6,980円 スペシャル:5,780円~7,980円 |
お届け日 | 最短14日後 |
送料 | 税抜3,000円以上(北海道・沖縄は4,000円以上)で往復無料 |
オプション | 拭き上げ保証:1,200円 |
保管サービス | 最長9カ月間/1足+1,000円 |
取り扱い不可品 | 破損しているもの、劣化している合成皮革の靴 ※製造から5年以上経っているもの、接着タイプの中敷き、中敷きが剥がれているものは免責 |
くつリネットの特徴
宅配クリーニングで人気を集めているリネットは、靴専用の窓口を設けており、年間35,000足以上の取り扱い実績を誇ります。
除菌・消臭・汚れ落ち率は96%を誇り、しっかりと綺麗にしたい方も安心して利用できるお店です。
サービスは「補色」「起毛シミ抜きブラッシング」「撥水加工」の有無によって3つのコースに分けられており、1足ずつ最適な内容を選ぶことが出来ます。
エルメスやジミーチュウ、サルバトーレフェラガモなどの高級ブランドのアイテムも対応可能で、幅広い靴を依頼できるのも魅力です。
基本的には4足以上まとめて注文するのがお得ですが、初回利用の方は3足以上で割引が適用されます。
くつリネットの公式サイト美靴パック
料金・コース | 2足パック:5,500円(種類制限なし) 1足プラス:2,700円~ |
お届け日 | 到着後、10営業日後発送 ※3~6月、9~11月は遅れが生じる可能性あり |
送料 | 往復無料(佐川急便のみ) |
オプション | 最適仕上げ(補色・ブラッシング):1足860円 撥水加工:1足480円 カビ除去:1足500~1,500円 特急コース:1足5,000円(要事前問い合わせ) 修理:実物確認後、見積もり |
保管サービス | 最長7カ月間/1足+600円 |
取り扱い不可品 | エナメル素材、爬虫類素材 |
美靴パックの特徴
1足ずつ素材に合った特殊なオリジナル洗剤を使い、手洗いで丁寧にクリーニングしてくれるお店です。
靴のプロ(シューリフィニッシャー)がクリーニングも対応してくれるため、初めて利用する方も安心感があります。
最小2足からとなりますが、お手頃価格かつオプションも充実しているので、自分オリジナルのコースで依頼できるのも特徴です。
美靴パックは、靴磨きや修理、サイズ直しなども手掛けている会社のサービスなので、修理等も気兼ねなく相談することができます。
荷物の集荷は自分で手配する必要がありますが、佐川急便なら送料がかからないので、余計な出費もかかりません。
美靴パックの公式サイトせんたく便
料金・コース | 2足パック(初回):12,800円 2足パック(リピート):12,500円 1足追加:5,600円 |
お届け日 | 最短5営業日で発送 |
送料 | 往復無料(北海道、沖縄、離島を除く) |
オプション | 撥水加工:1パック6,000円(追加分3,000円) ビジネスシューズ修理:1足1点4,200円 ピンヒール修理:1足1点2,500円 |
保管サービス | 最長9カ月間/無料 |
取り扱い不可品 | カビのついた靴、紙素材、革が破れているもの、シワ・オイル加工が施されている靴 |
せんたく便の特徴
パック制の宅配クリーニングで有名なせんたく便には、靴のクリーニング・保管サービスも提供しています。
天然水と同等レベルの綺麗な水を使用し、洗剤は革に栄養を与える弱酸性で、洗浄過程にこだわっているクリーニング店です。
また、革靴は無料で色補正を行ってもらうことができますが、1足ずつ状態に合った色味に調合するため、靴が蘇るのも嬉しいポイントと言えます。
到着後最短5営業日で発送してもらえる対応力の高さも嬉しいですが、靴の衣替えには無料の保管サービスもついているのが嬉しいところです。
サービスは充実していますが、1足あたりの価格が少々割高なので、予算と相談して検討しましょう。
せんたく便の公式サイトキレイナ
料金・コース | レザーウォッシュ:5,000~6,500円 カラーリフレッシュ:9,000~12,000円 |
お届け日 | 到着後30日後以降 |
送料 | 7,000円以上で片道無料 12,000円以上で往復無料 |
オプション | なし |
保管サービス | なし |
取り扱い不可品 | レザー以外のシューズ |
キレイナの特徴
高級宅配クリーニングの1つとして徐々に認知度を高めているキレイナは、レザーに限って靴のクリーニングを行っています。
1点ずつ丁寧に検品したうえで全て水洗いクリーニングで対応しているので、汚れやニオイ、菌などが気になる革靴もしっかりケアできるのが特徴です。
ハイブランドや繊細なアイテムのクリーニングにも強みを持っており、大切な1足も安心して依頼できます。
汚れを落とし風合いを蘇らせる「レザーウォッシュ」に加え、リペア・色補修も行ってくれる「カラーリフレッシュ」も提供し、靴の状態に合わせて1足ずつコースを選ぶことが可能です。
送料無料条件のハードルが高く、納期に時間がかかるため、この2点をよく理解した上で利用しましょう。
キレイナの公式サイト職宅便
料金・コース | 丸洗い:3,500~6,500円 オゾンリフレ:3,500円~6,500円 ピュアフレッシュ:5,700円~10,000円 オゾンリフレ+ピュアフレッシュ:8,000~11,500円 |
お届け日 | 依頼内容による |
送料 | 税込4,000円以上で往復無料(120サイズ以上は別途追加料金) |
オプション | 修理・補修:料金は事前見積もりにて案内 |
保管サービス | なし |
取り扱い不可品 | 爬虫類素材、劣化している合皮素材 |
職宅便の特徴
職宅便を提供する職人工房は、そごう・伊勢丹、小田急、東武など有名な百貨店に店舗を構える、実力の高いクリーニング店です。
クリーニングだけでなく修理・補修にも強みを持っているので、洗うだけでなくより良い状態に整えたい方に向いています。
専用洗剤をつかった「丸洗い」、除菌・消臭効果の高い「オゾンリフレ」、キズや退色に顔料補色を行う「ピュアフレッシュ」、完全メンテナンスの「オゾンリフレ+ピュアフレッシュ」の4つのメニューを提供し、幅広い靴のケアが行えるのが魅力です。
料金は事前の概算見積もりが必須となり、申し込みの際は依頼する靴の写真と依頼内容・相談を記入する必要があるため、やや手間がかかるのが難点です。
また、依頼した靴のお届け日数についても、クリーニング・修理等の内容によるため、事前見積もりをしないと分からず不便に感じます。
職宅便の公式サイト