コインランドリーに洗剤・柔軟剤は持参する?初心者必見の持ち物リスト
初めてコインランドリーを利用する時は、「洗剤や柔軟剤は必要なのか」「何があれば便利なのか」など意外と分からない事だらけです。
今回は、コインランドリーの持ち物に焦点を当てて、必要物品やあると便利な洗濯グッズをご紹介します。
コインランドリーに洗剤・柔軟剤は必要?
今は洗剤の自動投入が主流
現在のコインランドリーには様々な機種の洗濯機、乾燥機が設置されていますが、よく見かけるドラム式の場合、洗剤は自動投入されることがほとんどです。
わざわざ洗剤を投入しなくても、洗濯物を入れてスタートすると、適量の洗剤を入れて洗浄してくれます。
この際に使われる洗剤は業務用の液体洗剤が多く、家庭用よりも洗浄力が優れているので、よりしっかりと洗うことが可能です。
もちろん、色柄物にも使えるので、衣類は全てまとめて洗濯機を回しても問題ありません。
自分で用意した洗剤は使えない!?
洗剤が自動投入される洗濯機では、洗剤使用の有無を選ぶことはできません。
強制的に備え付けの洗剤を使う事になり、使用料金も洗剤の代金が含まれています。
普通の人なら特に問題ありませんが、肌が弱くて洗剤にこだわっている場合などは、自分で洗剤を持参して投入できる機種を選んだ方が良いでしょう。
縦型、古い機種は洗剤の準備を
コインランドリーに設置されている機種のうち、小容量の場合によく使われる縦型の洗濯機は、洗剤の自動投入が行われない機種もあります。
また、ドラム式でも古い機種のものを設置している場合は、自分で洗剤を入れる必要があります。
この様な場合は、自分で好みの洗剤を持参する必要がありますので、利用するコインランドリーの設置機種は確認した方が安心です。
販売機を設置するコインランドリーも多い
洗剤が必要な洗濯機を使う方のために、多くのコインランドリーでは洗剤・漂白剤の自販機が設置されています。
1個(1回分)あたり20~50円前後で購入でき、洗剤だけでなく酸素系漂白剤やソフター(柔軟剤)も販売されているので、もし洗剤を持ってくるのを忘れてしまっても利用は可能です。
業務用の洗濯洗剤やソフターを販売しているお店が多いですが、最近はトップやアタックなど市販洗剤の少量パックを置いているコインランドリーも増えてきました。
柔軟剤も自動投入が多い
洗剤の自動投入システムがついている機種であれば、多くの場合、柔軟剤も自動的に投入されます。
洗濯物とお金を入れてスタートするだけで、洗濯から脱水まですべて人任せにできるので、手間がかかりません。
自動投入されない場合は、洗濯機をスタートする前に柔軟剤投入口に入れておくか、すすぎのタイミングで柔軟剤を投入することが可能です。
シートタイプの柔軟剤があると便利!
「柔軟剤が投入されたのか分からない」「柔軟効果が弱い気がする」という時は、乾燥のタイミングで使用できるシートタイプの柔軟剤(ソフターシート)の使用がオススメです。
これは衣類やタオルなどを柔軟に仕上げるとともに、乾燥時の静電気の発生を抑えるダブルの効果があります。
ソフターシートもコインランドリーの自販機で販売していますが、香りが気になる方はダウニーやソフランなど市販品もありますので、好みの仕上がり・香りのものを使ってみましょう。
最低限「小銭」があればコインランドリーは使える!
上記でお話したように、現在のコインランドリーは「洗剤・柔軟剤の自動投入が多い」「洗剤が必要になっても自販機がある」という2つの状況があります。
そのため、洗濯ものと小銭さえ最低限持っていれば、ほとんどのコインランドリーは問題なく使用可能です。
ただし、かなり昔からあるコインランドリーなど、設置機種やサービスが古い場合は、あらかじめ下調べをしてから利用した方が安心かもしれません。
コインランドリーに持参したい洗濯グッズ
①ランドリーバッグ(洗濯かご)
自宅からコインランドリーまで洗濯物の持ち運びをするために、必ずランドリーバッグが必要です。
さらに、洗濯機と乾燥機が別個になっている場合は、洗濯物を移し替える必要もありますので、かごは持参しましょう。
ショップバッグやエコバッグなどでもちろん構いませんが、折り畳みのできる物だと自宅での収納やコインランドリーでの置き場所に困りません。
また、徒歩や自転車で利用する場合は、バッグの中身が外側から見えてしまわないよう、不透過タイプかつファスナーつきがオススメです。
なお、洗濯乾燥機が使用できない場合や、乾燥のみ使用する時のために、濡れた洗濯物を入れても大丈夫な素材を選びましょう。
②洗濯ネット
自宅の洗濯では使われる方も多い洗濯ネットですが、コインランドリーで洗う場合も使った方が安心です。
コインランドリーは大容量の機種も多く、衣類をたくさん入れるほど摩擦によるダメージを受けやすくなりますので、傷ませたくない洋服は必ず洗濯ネットに入れて洗いましょう。
また、コインランドリーはいろいろな人が利用する場所ですので、中身を見られたくない洋服も洗濯ネットに入れると安心して利用できます。
③暇つぶしできるアイテム
コインランドリーは、一人分の洗濯物(約5kg)で洗濯に30分、乾燥に30~40分ほどかかるため、1時間強は待機している必要があります。
洗濯乾燥機を使う時は、合間に買い物などで時間をつぶし、乾燥が仕上がった頃に戻れば良いですが、洗濯機と乾燥機が別の場合や、一方だけを使用する場合はそうもいきません。
待合スペースを設けているコインランドリーも多いので、暇つぶしアイテムを持って行き、すぐに対応できるようにしておくと便利でしょう。
最近のコインランドリーは、無料Wi-Fiが使えるお店もありますので、インターネットを使いたい方は近くのお店の情報を探してみましょう。
効果的にコインランドリーを利用するコツ3選
使用容量上限を必ず守る
設置されている洗濯機や乾燥機には、適切な容量が決まっていますので、必ず上限を守って使いましょう。
コインランドリーだけでなく自宅の洗濯機もそうですが、容量以上の洗濯物を入れてしまうと効率的に回せず、汚れやニオイが落ちきりません。
また、乾燥機の場合は雑菌繁殖や生乾き臭の原因にもなりますので、しっかり量に合った機会を選択してください。
一般的に、1人あたり1日約1.5kgが洗濯の平均量と言われていますが、より詳しく知りたい方は下記の表を参考にしてみましょう。
洗濯物の容量の目安
洗濯物の種類 | 1着あたりの重さ |
---|---|
ワイシャツ、ブラウス | 約200g |
スカート、綿パンツ | 大人用約400g 子ども用約200g |
ジーンズ | 約600g |
ジャージ、トレーニングウェア(上下) | 約850g |
パジャマ(上下) | 約500g |
肌着 | 長袖約130g 半袖約110g |
靴下 | 約50g |
フェイスタオル | 約70g |
バスタオル | 約300g |
シーツ | シングル約500g ダブル約650g |
掛布団(シングル) | 羽毛約1kg 羽根・羊毛・ポリエステル約2kg |
毛布(シングル・冬用) | 約5kg |
敷布団(シングル) | 約4kg |
洋服の洗濯表示も必ず確認
コインランドリーは、家庭用洗濯機の大型バージョンですので、水洗いができない洋服は洗濯できません。
必ず洗濯表示を確認し、洗濯機を使って洗っても良いアイテムかどうかをチェックしましょう。
ニットやレースなどの素材、パール・ビジューなどの装飾品が付いている物は、負荷がかかりすぎてしまいますので注意が必要です。
デリケート洗いはコインランドリーではできない!
普通の洗濯よりも弱い水流で洗い、「オシャレ着洗い」「おうちクリーニング」「デリケート洗い」などと呼ばれるコースが家庭用洗濯機で普及しています。
ドライマークのついた洋服も自宅で洗えるとあって便利ですが、実はコインランドリーではオシャレ着洗いに対応していないケースがほとんどです。
全くない訳ではありませんが、導入している店舗が非常に少ないので、デリケート素材の洗濯は自宅の洗濯機を使った方が安心でしょう。
洗濯・乾燥終了後はすぐに取り出す
コインランドリーは、多くの人が利用していますので、洗濯機や乾燥機を不用意に占領すると迷惑がかかります。
特に、土日祝日などの利用者が多い日は、みんなが協力して効率良く使用しないと、待機する人が大勢出てしまうのです。
特に外出する時は、洗濯や乾燥にどのくらい時間がかかるのかあらかじめ把握しておき、早めに戻るようにしましょう。
放置しすぎると色落ちやシワの原因に
さらに、洗濯後濡れたままの洗濯物をそのままにしておくと、色落ちして他の衣類にうつってしまう恐れがあります。
乾燥機の場合も、繊維の間に入った空気が抜けて押しつぶされる事で、シワが生じやすくなってしまいます。
利用マナーの観点だけでなく、洗濯物をより綺麗に仕上げるためにも、終了した後はすぐ取り出す様にしましょう。
もっと手間なく簡単に洗濯するには?
詰めて送るだけの宅配クリーニングが便利!
コインランドリーは、洗濯物の運搬が必要になり、量が多いほど労力がかかってしまいます。
車で運べる方は良いですが、専用駐車場や近隣のコインパーキングがないお店だと、往復だけでかなり疲れてしまうのがデメリットです。
この点、宅配クリーニングならネットで申し込み、箱や専用袋に詰めて発送するだけなので、楽に洗濯することができます。
しかも発送の際は、宅配業者が自宅まで集荷に来てくれるので、コンビニや営業所に持ち込む必要もありません。
クリーニングなら汚れ落ちも安心
クリーニングは油性の汚れしか落ちないと思いがちですが、現在は技術がかなり進歩しており、水性の汚れ落ちも向上しています。
お店によっては、ドライクリーニングとウェットクリーニングのW洗浄を行ってくれるコースもあり、よりしっかり汚れを落としたい方も安心です。
しかも、宅配クリーニングの多くはシミ抜きが無料でついてくるので、食べこぼし、飲みこぼしなどのシミや汗・皮脂による黄ばみ、黒ずみも綺麗に整います。
ランドリー品が依頼できるお店も
一般的に、クリーニングに依頼できるのはドライマークの衣類だけと思いがちですが、洗濯表示にあわせて洗い方を選んでくれるので、水洗い対応品も問題なく出すことが可能です。
しかも、リコーベのようにTシャツやジーンズ、パジャマなどの家庭洗濯品を扱っている、便利なクリーニング店もあります。
確かにコインランドリーよりは割高にはなるものの、自分の出したいアイテムによってお店を使い分ければ、コストを抑えることも可能です。
布団の洗濯も楽ラク注文!
コインランドリーで多く洗濯されている布団や毛布などの寝具は、コインランドリーだと失敗してしまう方も多くいます。
宅配クリーニングなら、布団もプロが1枚ずつ丁寧に洗ってくれるため、より清潔で、ふっくらとした仕上がりが叶います。
しかも、コインランドリーで洗えない和布団や枕などにも対応していますし、一緒にシーツなども依頼できるので、寝具全般を一気に洗濯したい時はかなり便利です。
ただし、布団の宅配クリーニングは利用できるお店が限定されていますので、「布団のクリーニングも宅配で便利に!高品質で料金が安いのはどこ?」を参考に、お店を選びんでみましょう。
宅配クリーニング実体験ランキング