コインランドリーの値段はいくら?料金の相場と使用の注意点を解説

コインランドリーをあまり使用した事のない人にとって、特に気になる洗濯機や乾燥機の値段を調べてみました。
また、料金に関連して、コインランドリーを使用する際に注意したい点もご紹介します。

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コインランドリーはいくらあれば使えるの?

洗濯機の料金相場

コインランドリーの洗濯機は、容量によって値段が変わるため、どれだけの衣類を洗いたいかによって値段が変わります。

一般的に、1日分の洗濯物は1人当たり約1.5kgと言われていますので、これを目安に考えると3~5人分であれば1回500円ほどで洗える事になります。

コインランドリーに設置されているドラム式の洗濯機の場合、容量の目安線(適量ライン)が書かれているタイプもありますので、重さを測るのが面倒な方や測り忘れてしまった時も問題なく使用できます。

なお、布団やカーペットといった重たいアイテムを洗う場合は、1回当たりの料金も高くなりますので、手間を考えるとクリーニングの方が良い場合もあり、よく検討する必要があるでしょう。

洗濯物の容量 洗濯機の値段平均
4.5~5kg 200~300円
6~10kg 400~500円
11~15kg 500~600円
16~20kg 700~900円
21kg以上 800~1,100円

容量に合った機械でないと効果減

洗濯機に設けられている容量は、効果的に洗浄できる洗濯物の量を示していますので、これ以上詰め込んでしまうと洗浄効果が弱まります。

本来使うべきサイズよりも小さい洗濯機を選ぶと、しっかり汚れやニオイが落ち無くなってしまうため、正しい機械を選ぶようにしましょう。

どの機会を使えば良いか分からない場合は、実際に洗濯物を入れて、洗濯槽の半分以下になるものを選んでください。

乾燥機の料金相場

容量によって値段が変わった洗濯機とは違い、乾燥機は容量に加えて乾燥時間も値段に関わります。

乾燥させたい衣類やタオルの容量より大きい乾燥機を選び、あとは乾燥させたい時間の分だけお金を払います。

乾燥機は10分100円が相場料金になりますが、小容量タイプは15分100円と少しお得だったり、逆に大容量タイプは8分100円と少々割高になるケースが多いようです。

3~4人家族分(約4.5~6kg)で20~30分が乾燥の目安になりますが、乾きにくいアイテム(厚手のもの、綿素材、ジーンズなど)がある場合は、10~20分ほどプラスしておくと安心です。

洗濯物の容量 乾燥機の時間・値段平均

7kg 10~15分/100円

14kg 10分/100円

25kg 8分/100円

乾燥時間を減らしてコストカットも可能!

洗濯機の使用料金がかかる事を考えると、コインランドリー1回あたり800~1,000円ほどかかる計算になりますので、乾燥時間を短縮させることで費用を抑えることができます。

たとえば、乾燥の際に乾いているバスタオルを数枚入れると、水分の吸水・蒸発が早く行われ、乾燥時間を短くすることができます。

また、すぐに自宅に帰れる方であれば、半乾きの状態で持ち帰り、家で干して仕上げを行うのも良いでしょう。

ただし、布団などの寝具については、表面が乾いていても中綿に水分が残っている事が多いので、乾燥時間は短縮させない方がカビ・ダニの繁殖を防ぎ清潔に仕上がります。

洗濯乾燥機の料金相場

洗濯機と乾燥機が一体になっている洗濯乾燥機は、1度の手間で最後まで仕上がるので、利用者人気の高い機種です。

容量と運転時間がすでに決められていますので、乾きにくいものがない限り、洗濯物を入れてお金を払えばあとは仕上がりを待つだけです。

洗濯乾燥機の料金も容量によって異なりますが、1回あたり1,000円前後かかるのが相場ですが、「洗濯機+乾燥機」の値段と比べても大きな価格差はありません。

洗濯物の容量 洗濯乾燥機の値段平均
10kg 少量800~1000円
通常1,000~1,200円
16kg 少量1,000~1,200円
通常1,200~1,400円
18kg 少量1,200~1,400円
通常1,500~1,800円

シューズウォッシャーの料金相場

最近のコインランドリーは、スニーカーなどの布製の靴が洗える、専用洗濯機や乾燥機を設置しているケースが増えています。

洗濯機と乾燥機が別になっているタイプがほとんどですが、洗濯は1回200円、乾燥は20分100円が相場の値段です。

シューズウォッシャーの場合、どの地域どのコインランドリーでも上記の値段で利用できるため、お店によって値段が変わる事はほとんどありません。

洗濯VSコインランドリー|安いのはどっち!?

家庭で行う洗濯のコスト

自宅で洗濯機を使って洗濯をする場合、「電気代」「水道代」「洗剤代」の3つのお金がかかります。

今回は6kgあたりの洗濯物を洗った場合、どれだけの費用がかかるのか算出してみました。

すると、洗濯機の種類や使用する洗剤・柔軟剤などによもよりますが、安い場合で1回あたり93円、高い場合は1回157円ほどかかる事が分かりました。

1ヶ月(30日計算)にすると2,790~4,710円のコストが、家庭での洗濯にかかっている事になります。

洗濯用洗剤 液体洗剤 1回21~30円
柔軟剤 1回5~40円
洗濯 洗濯機 電気代1回2円弱+水道代1回20円前後
洗濯&乾燥 洗濯機(ヒートポンプ式) 15~25円
洗濯機(ヒーター式) 50~65円
乾燥 浴室乾燥(ヒートポンプ式) 45~50円
浴室乾燥(ヒーター式) 150~200円

コインランドリーのコスト

6kgの洗濯物をコインランドリーで洗濯した場合、洗濯に400~500円、乾燥で200~300円ほどかかります。

洗濯~乾燥まで1回に対して合計600~800円ほどの料金がかかることになり、家庭での洗濯に比べると同じ重量でも500~700円ほど割高になることが分かりました。

さらに、家庭用洗濯とは違い、持ち運びの手間や待ち時間なども発生することを考えると、やはりコスト面では少々高くつく点が気になるところです。

費用重視で利用したい場合、あまり頻繁にコインランドリーを使うのは避け、湿度の高い時期や洗濯機に入らない大型品などのみにするのが良いでしょう。

コインランドリーを利用するメリットは?

汚れやニオイがしっかり落ちる

最近のコインランドリーは、洗剤が自動投入されるものがあったり、自販機を設置しているお店も多いですが、そこで使われるのは業務用洗剤です。

家庭用の洗濯洗剤に比べると洗浄力が高く、よりしっかりと汚れを落とすことができるため、一掃綺麗な仕上がりが期待できます。

さらに、ニオイもしっかりと落とすことが可能で、体臭や付着したニオイ等が気になるアイテムは、より効果的に洗い上げることができるでしょう。

乾燥機はダニ退治の効果も

コインランドリーの乾燥機はガスが使われており、家庭用洗濯乾燥機や浴室乾燥と比べると、約10倍ものパワーがあると言われています。

そのため、短時間で乾燥させることができるだけでなく、熱風による殺菌・ダニ退治の効果も期待できるため、より清潔な仕上がりを求める方に向いています。

小さなお子さんや高齢者がいる家庭、アレルギーやアトピーなどをお持ちの方であれば、少々高くても利用すると安心です。

一気に洗濯したい時にも便利

家庭用として販売されている洗濯機は、大型タイプでも12kg程度までしか洗濯することができません。

しかも、乾燥を使う際は洗濯よりも容量上限が少なく、半分ほどの量しか対応できないため、洗濯乾燥機として使う場合は5~6kgが上限です。

一方、コインランドリーであれば業務用洗濯機が設置されており、20kg近くまで対応できるため、洗濯量の多いご家庭でも一気にまとめて仕上がります。

洗濯機に入れられないサイズもOK

布団・カーペットなどの大型品を洗いたい場合、家庭用洗濯機に入りきらなくても、コインランドリーを利用すればしっかり洗う事ができます。

お風呂場などで手洗いする手間もかからず、隅々まで清潔にすることができるので、特に衣替えシーズンには重宝するでしょう。

※大型機に入るからといって、全てのアイテムが洗えるとは限りません。必ず洗濯表示を確認し、水洗い対応しているもののみ利用しましょう。

使用前にデメリットも知っておこう!

自宅で洗うよりもコストがかかる

先にもお伝えした通り、コインランドリーは家庭洗濯に比べて6kgで約500~700円ほど、コストが高くなってしまいます。

コインランドリーの料金は容量や店舗によって異なるものの、家庭の洗濯の代用と考えると、値段は割高感が否めません。

どうしても家で洗濯できない物は仕方ないですが、普段着の洗濯として頻繁に使用するのは難しいでしょう。

往復持ち運びの手間も考慮を

しかも、コインランドリーは往復の持ち運びを自分で行わなければならず、手間のコストもかかります。

特に、布団やカーペットなどの大きな物や、大量の衣類のまとめ洗いでは、車で利用する必要も出てきます。

さらに、洗濯や乾燥の待ち時間も含めると、1回の洗濯で数時間はかかるので、時間面から考えても利便性はあまり良くありません。

マナーを守らない利用者も

コインランドリーの利用者全員が、マナーを守って気持ち良く使ってくれれば良いのですが、残念ながら一部マナーの悪い方もいるのが現実です。

たとえば、ペットの被毛や泥などがたくさん付着したまま洗濯をしたり、嘔吐物や尿など自宅で洗濯したくない物をコインランドリーで洗うといったケースがよくあります。

最近の洗濯機には、利用前に無料で洗濯槽洗浄を行ってくれるものもありますが、あくまで簡易的なものですので、万全とは言えず不安が残ります。

衣類などの紛失・盗難に注意

洗濯や乾燥が終了すると、機械のロックが解除されるため、誰でも中身の出し入れが行えるようになっています。

このタイミングを狙っての盗難が多発しており、コインランドリーチェーン店マンマチャオの調査では、利用者の10人に1人は盗難被害に遭っている事が分かりました。

常にコインランドリー内で待機していられれば良いですが、買い物へ行ったりカフェで待っていたい場合は、必ず終了時間の前に戻るようにしましょう。

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